「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」に対する除菌治療に関するQA一覧

发布日期:2019-08-17 来源:网络整理 浏览量:
  • 制作
    日本消化器病学会H.pylori診断治療委員会


     
     

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     

     
     

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     

     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     

     
     
     
     
     

    疫学

    Q.感染経路は本当に口うつしなどで感染するのですか?

    A.ピロリ菌の感染経路はまだはっきり解明されていませんが、ピロリ菌はヒトや一部のサルの胃内からのみ分離培養されていますので、ヒトからヒトへの経口感染であると推定されています。感染経路については、以前は不完全に処理された生活用水に混入したピロリ菌による感染が疑われていましたが、衛生環境がよくなった現在では、ピロリ菌感染者の唾液を介した感染が考えられています。ピロリ菌の感染獲得時期については、胃酸の分泌や胃粘膜の免疫能の働きが不十分な幼小児期に成立すると考えられています。この幼小児期の感染経路の大きな要因として、離乳食が開始される生後4~8か月の時期の保護者による'離乳食を噛んで与える行為'が考えられています。なお、成人における感染は急性胃粘膜病変を起こすことはありますが、一過性感染で終わる可能性が高いと考えられています。

    Q.ピロリ菌は除菌しなくても自然に感染が無くなることはないのですか?

    A.ピロリ菌は一度持続感染が成立すると自然消滅することは稀で、除菌や胃粘膜の高度萎縮などの環境変化がないかぎり感染が持続すると考えられています。なお、臨床現場では、内視鏡的に萎縮性変化を認めるにも関わらず、種々の検査でもピロリ菌陰性を示す方がおり、この中には自己免疫性胃炎(A型胃炎)も含まれていますが、本人も知らないうちの抗菌薬内服などにより自然の除菌されているケースもあります。一方、ピロリ菌の感染獲得時期は幼小児期と考えられており、成人では一過性感染で終わる可能性が高いと考えられています。

    内視鏡診断

    Q.『ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎』と診断するのに、感染診断と内視鏡検査の順番は決まっていますか?

    A.内視鏡検査が先と決められています。感染診断および除菌治療の対象は『内視鏡検査によって胃炎の確定診断がなされた患者』(医療課長通達参照)となっているので、感染診断を先に行うことはできません。

    Q.内視鏡検査の実施時期はいつの時点までが有効ですか?たとえば3か月前の内視鏡検査所見により『ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎』と診断してもよいですか?

    A.内視鏡検査には胃炎の確定診断と同時に器質的疾患とくに胃癌のチェックという重要な意義があります。したがって、現時点で胃癌を認めないというためには、6か月以内に内視鏡検査が実施されている必要があると考えられます(注意: 6か月以内という期間は学会の見解であります)

    Q.内視鏡検査を行う場合、ピロリ感染診断を行う場合、除菌治療を行う場合における病名をどのように考えるべきですか?

    A.1) 内視鏡検査については従来と同様で、患者さんの症状等によって内視鏡が必要な場合の病名(疑いも含む)の記載が妥当です。
    2) 内視鏡検査で胃炎の確定診断のもと感染検査を行う場合の病名は『ヘリコバクター感染胃炎』ないしは『ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の疑い』となります。
    3) 除菌治療を行う場合は『ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎』となります。

    Q.他の施設において内視鏡(検診・健診を含めて)で胃炎と診断された患者さんに対して感染検査や除菌治療ができるのですか?

  • 相关新闻:
最新新闻
热门新闻

中国健康世界网 All Rights Reserved 赣ICP备06006962号 邮箱:sheng6665588@gmail.com